DARCとは、Drug(薬物)のD、Addiction(嗜癖・病的依存)のA、
Rehabilitation(回復)のR、Center(施設)のCを組み合わせた造語です。
DARCは、覚醒剤、危険ドラッグ、有機溶剤(シンナー等)、精神安定剤、睡眠薬、市販薬(咳止めシロップや鎮痛剤など)、その他の薬物から開放されるための民間の薬物依存症リハビリ施設として、全国各地に存在しており、薬物をやめたい仲間を手助けすることを目的に、「どんな薬物依存者でも必ず回復できる」という希望のメッセージを伝える活動を行っています。
沖縄ダルクでは、薬物に限定せず各種依存症(薬物・アルコール・ギャンブルなど)の方が、同じ悩みを持つ仲間とのフェローシップの中で回復するために、「回復するための場所」「回復するための時間」「回復している仲間のモデル」と身体的・精神的・社会的援助を提供し、依存症から回復したい仲間同士によるグループセラピー(ミーティング)を通して、依存症からの回復を手助けしています。
また、将来自立できるように組み立てられたプログラム(NA:ナルコティクス・アノニマスの提案する12ステップに基づいたプログラム)によって、薬物(またはアルコール、ギャンブルなど)を使わない今までとは違った新しい生き方の方向付けをし、各地の自助グループへつなげていくことに取り組んでいます。
ダルクのスタッフは、全員が薬物依存経験者で、新しい入寮者や通所者は「仲間」です。
スタッフもメンバーも同じ仲間(治療共同体:Therapeutic Community)として、一緒に、グループセラピー(ミーティング)や自助グループへの参加、各種レクリエーション活動、ボランティア活動等など、「薬物(またはアルコール、ギャンブルなど)を使わないで今日1日を生きる」ことに取り組んでいます。
そして、それを毎日続けることによって、回復・成長し、薬物(またはアルコール、ギャンブルなど)を使わないクリーンな生き方を実践しているのです。
2014年10月に法人格を取得し、障害福祉サービス事業所として活動を始めました。現在は自立訓練(生活訓練)、就労継続支援A型、就労継続支援B型を提供し、通所の方の受け入れも積極的にしております。
多機能型事業所「サントゥアリオ」は宜野湾市大謝名にある事業所です。
サントゥアリオでは障害者総合支援法に基づき以下の障害福祉サービスを提供しています。
住所 | 〒901-2225 沖縄県宜野湾市大謝名2-2-10 4F |
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TEL/FAX | TEL 098-943-8774 FAX 098-943-8281 |
就労継続支援A型:デイケアでのプログラムを終え就労を目指す方で、一般就労にはまだ不安が残るという方と雇用契約を結び、清掃作業やガラスコーティング作業を提供致します。※原則18才〜65才対象
就労継続支援B型:デイケアでのプログラムを終え就労を目指す方、フルタイムで働くには少し不安がある方など一般雇用に結びつく前に、訓練したいという方に作業訓練のサービスを提供しています。
住所 | 〒901-2225 沖縄県宜野湾市大謝名2-2-10 4F |
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TEL/FAX | TEL 098-943-8774 FAX 098-943-8281 |
沖縄ダルク「クレアドール」は、元は沖縄ダルクリハビリテーションセンタ―の事業所名で、1994年2月、宜野湾市伊佐に開設しました。「クレアドール」では生活の場となる寮(宜野湾市、沖縄市、金武町にあるナイトケア)の運営、法務省の制度を利用し保護観察所から依頼があった方の受け入れ(自立準備ホーム)や、その他の制度に該当しない方の受け入れを行っています。学校や各種セミナー等での講演、相談業務、家族教室などの活動を行っております。
住所 | 住所:〒901-2225 沖縄県宜野湾市伊佐1丁目7-19 |
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TEL/FAX | TEL 098-893-8406 FAX 098-917-2560 |
依存症者本人、家族、関係者(医療、福祉、教育、司法等)からの相談や問い合わせに応じています。
また、必要に応じて、他機関を紹介したり、個別相談(来所相談)なども行っています。
依存症者本人を対象とした個別相談では本人のニーズに応じて、全国のダルクへの紹介や自助グループの案内等を行っています。
依存症者の家族(親、兄弟姉妹、配偶者、その他親密な関係にある人)を対象とした個別相談では、依存症に関する説明や情報提供等を行っています。
また、必要に応じて、継続して相談を受けられる適切な相談機関を紹介したり、家族の自助グループへの参加を促したりしています。
ダルクでは、医療機関や関係機関との連携も、欠かせないプログラムです。
ダルク利用にあたって解毒入院が必要な場合は入院先の手配とそのサポート等を行っています。
病院、福祉事務所と連絡を取り合い、治療方針を検討したり、保健所、精神保健センター、保護観察所、保護司等との連携を強化し、依存症治療のネットワークを作ることで、各々の治療の流れを把握しています。
治療に一貫性を持たせることにより、適切なサポート体制を作ったり、必要に応じて専門家を交えたプログラムを組んでいます。
学校や保健所、福祉事務所などの関係機関及び地域団体等の要請に応じて、教育研修や症例検討会へ参加しています。 また、スタッフ(場合によってはプログラム中のメンバーを含む)が自らの体験を話し、同時にダルクの活動や自助グループの説明等を行うなど、 講演活動や各種イベント活動への参加、病院へのメッセージ(未だ苦しんでいる仲間との分かち合い)にも力を入れています。 講演活動の際には、皆の体験を基に作成した寸劇を演じたり、エイサー演舞も一緒に行うことがあります。
依存者の生の声を届けることで、依存者への理解を深めてもらっているところですが、メッセージを届けることは、本人の回復や再発防止にもつながっています。
月に一度、ニュースレターを発行し、沖縄ダルクの活動内容やメンバーによる体験談などを伝えています。
また、各種パンフレット・書籍等の作成や販売等も行っています。
特に、メンバーの体験を基にした寸劇脚本作りやエイサー演舞を通してのボランティア活動等には力を注いでいます。 パブリックインフォメーションとして、ダルク主催によるフォーラムを開催し、依存症の問題に関心のある多くの人たち(入寮者・通所者・家族・各関係機関など)と分かち合い、回復のメッセージを伝えることなども行っています。今年の2月23日に開設25周年、法人設立5周年を記念したダルクフォーラムを開催しました。
その他、ダルクチャリティーコンサートや、各種セミナーの開催、各種ボランティア活動等も行っています。
スタッフの国内外施設研修を行っています。 また、依存症者へのカウンセリング養成講座に参加したり各ダルクへのスタッフの派遣等を行うこともあります。
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