2026.07.09
「薬物から青少年を守る うるま市総決起大会」にて講演を行いました
このたび、「薬物から青少年を守る うるま市総決起大会」において、沖縄ダルクとして講演を行いました。
講演では、薬物依存症は「意思の弱さ」ではなく、適切な支援が必要な病気であることをお伝えするとともに、近年の若年層を取り巻く薬物問題の現状についてお話ししました。
現在は、薬物を使用するだけでなく、SNSなどを通じて売買や運搬に関わってしまう若者も見られます。また、沖縄では先輩・後輩のつながりが強い地域性もあり、人間関係から誘いを断れず、薬物やそのコミュニティから抜け出せなくなるケースも少なくありません。特に、大麻やコカインに関する相談が寄せられるなど、薬物問題は身近な課題となっています。
講演では、薬物乱用防止教育による一次予防の重要性に加え、それだけでは十分ではないこともお伝えしました。すでに薬物を使用してしまった若者を早期に発見し、適切な支援へつなぐ二次予防、そして依存症からの回復を支え、再発防止と社会復帰を目指す三次予防にも力を入れていく必要があります。
「薬物を使わせない社会」を目指すことはもちろん大切ですが、「使ってしまった人を見捨てない社会」をつくることも同じくらい重要です。
沖縄ダルクでは、依存症からの回復支援だけでなく、ご本人やご家族からの相談を随時受け付けています。今後も地域や関係機関と連携しながら、青少年が安心して暮らせる地域づくりと、誰もが回復への一歩を踏み出せる社会の実現に向けて取り組んでまいります。
ご参加いただいた皆様、そして大会関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

